自動車学校に入校すると、技能教習を受けて免許を取得することが可能か、視力検査や適性検査を行います。
その後、入校説明を受け合宿免許の流れや合宿スケジュールの確認、宿泊施設の注意事項やルール、自動車学校での心構えやマナーの説明を行います。不明な点や不安な事はしっかり確認をしておきましょう!
入校手続きが終わると早速、第一段階がスタートとなります。入校日当日からすぐに開始となります。
まずだれもが受講しなければならない先行学科というものです。
運転をするにあたって必要なモラルや免許を取得する為の心得そのような内容を受講します。
その後は、担当指導員との打ち合わせを行い今後のスケジュールを確認後、学科教習と技能教習を行っていきます。
第一段階は、学科教習が10時限、技能教習がAT車12時限・MT車15時限です。(1時限=50分間)
技能教習は、自動車学校内の場内敷地を使い基本的な操作、ルール、マナー等路上に出るための技術を身に付ける時間となります。
この第一段階の学科教習+技能教習が終わると修了検定(仮免試験)となります。
教習が順調に進んだ場合には、AT車で7日目、MT車で9日目頃が修了検定日となります。
技能試験は減点方式で、100点満点中70点以上が合格となります。通常の練習中とは異なり緊張感満載の中の運転となります。
また、仮免学科試験にも合格する必要があります。技能試験に受かっても、学科試験に合格しなければいつまでたっても仮免許をもらう事は出来ません。
第二段階の技能教習の場所は場内から公道へ移り、より実践的な教習となります。
第二段階は学科教習が16時限、技能教習がAT車・MT車共に19時限で、第一段階に比べ教習時間は長くなります。
また、第一段階の乗車が1日あたり2時限までだったのに対し、第二段階は1日あたり3時限までの乗車が可能となります。
第一段階で学んだ基本動作を実践でどのように生かすか、応用的な運転となっていきます。
更に山道を使った教習、山道教習や高速道路を走行する高速教習などの教習も組み込まれています。
卒業検定の予定日は、入校日からAT車で14日目頃、MT車で16日頃辺りです。
修了検定と卒業検定との違いは、場内コースか、路上コースで実施するかという点です。
教習中学んできた事をいかに発揮できるかがカギとなります。
合格ラインは修了検定と同じ100点満点中70点以上が合格となり、見事合格した方は卒業式に参加し卒業証明証を受け取ります。